愛知県立中高一貫校の児童保護者説明会が開催されます。

学習塾

注目されている愛知県立中高一貫校ですが、ついに学校が行う児童保護者説明会が開催されます。

知多地区の半田高校は、11/5(日)半田市福祉文化会館で午前、午後の2回実施です。
事前予約申込制で、会場の大きさから人数制限があります。
8月下旬には参加申込方法が愛知県ホームページにて公開される予定です。

中学入試をご検討されている方はぜひホームページをチェックして説明会申込をしてください。

また選考の概要が発表となりました。

・半田高等学校 普通コース 2学級80人(尾張学区)
・1次検査:適正検査(合格想定:200人程度まで)
・2次検査:面接
・入試日程:12月~2月上旬までの間で1次検査、2次検査と2回実施

〇適正検査の概要
・出題は小学校学習指導要領の範囲内
 ※私立入試のような学力は求められていません
・思考力、判断力、表現力等を測る問題
・教科区別なく、教科横断的な問題とする
・英語は出題しない
・全問選択式

〇面接の概要
・チェンジ・メーカーの育成や探究学習にとって重要な資質(探求心、共感力、寛容性、粘り強さなど)を見る。
・志願者の体験を基にやりとりしながら資質を見出していく「リフレクション(振り返り)型」により行う。
・半田高等学校の教育方針やカリキュラムを理解し、中高6年間探究学習をしっかり学び続けようとする意欲や志望動機を見る。

〇調査書
・調査書の提出は求めず、直近の通知表の写しを入学者決定の参考にする。

>> 愛知県公表書類:併設型中高一貫校の入学者選考の概要がきまりました(PDF)

詳細は上記書類をご確認ください。


上記の中で必要な部分を解説します。

1. 教育方針やカリキュラムについては、10月に公表を予定しています。また説明会でも説明があると思われます。

2. 適性検査実施のサンプル問題について、12月に公表を予定しています。

3. 調査書が無くなりました。資格による差は面接内容の質疑応答のみとなります。
  ただし、学習を継続していることと目標達成に向けて行動することは、プラスになるにしてもマイナスになることはありません。
 ※資格取得したことは、努力の証明となります。

4. 適性検査の内容から、他県で実施されている公立中高一貫校と同様と予想されます。
  横断的な問題の演習は、6年生になってから問題を解いて演習していくと良いと思います。
  ただし、他県では選択問題ではなく、文章で回答する問題が多くあります。
  しかし愛知県は「選択問題」となったため、作文は重要視されなくなりました。
  逆に選択問題になったということは、よく考えないと難しい問題が出題される可能性があります。

5. 通知票に記載される事項が重要となります。
  直近の通知表(2学期通知表)の写しとあるため、5年生の通知表は関係なくなりました。
  通知票には「外国語活動」の記載があると思います。英語学習はしないで良いわけではありません。
  学校に提出する自由課題、読書感想文等の学校で行うコンクールはとても大切になります。
  クラブ活動では部長、生徒会役員、学級委員長等、学校活動で記載できる活動を行っていきましょう。
  また、通知表は成績数字だけではなく、学習のねらい(めあて)が書かれています。
  探求心、共感力、寛容性、粘り強さ、思考力、判断力、表現力に関係する項目は3重丸(よくできる)判定をもらえる努力をしましょう。
  


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