公立入試直前の学習情報

高校合格水準レベルについて

事前に受験校として伺っている高校の合格水準レベルです。
愛知県公立高校は内申点×２＋1教科22点×5教科の合計200点満点となります。

1. 内申点を2倍した数を基礎点として計算しておきます。
2. 過去問題集より5科目の合計点を出します。
   過去問題を解いて、基礎点を毎回加算することで、合格レベルに自分が達しているか判断しながら学習を進めましょう。

以下に受験者平均点および合格ラインを記載します。なお、第Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類は考慮せずに推定しています。
自分の受験校の目標点から基礎点を引いたら、5科目で取らないといけない点数が出ます。しっかりと目標点を明記して学習に取り組みましょう。

※合格最低ラインは模試結果より推定していますが絶対的な数値ではありません。受験当日の取得目標点はコメントに記載しています。
　内申点が低い場合は当日点をしっかりとれるように計算しておきましょう。

1問の大切さ

公立は20問しかありません。
1科目1問ミスすると5点変わります。科目1点で高校が変わります。
時間が足りない、ミスをしたと本番ではいえません。

時間を計測しながら過去問題を多く解き、時間不足や簡単なミスをなくしていくことが大切です。

特に苦手の子が多い英語・数学
科目別学習のポイント

英語

• リスニングで満点を取る
  英語ではリスニングで5点分あります。リスニングは全体正答率が7割を超えます。
  リスニングは聞いた文章をとにかくメモすること。文章の内容は正誤のみで最も簡単です。一番点が取りやすい部分になりますので、過去問題集で何度も解いて演習しましょう。聞いてもわからないときは、リスニング解答を見ながらリスニング問題を聞き、耳に慣れていきましょう。
• 前置詞に注目する
  特に偏差値の低い子では、間違えた問題の文章中にある前置詞「on/in/of/at」に注目しましょう。そして、単語で覚えるのではなく、前置詞含めた文節を覚えましょう。また「a(an)/the」についても単語と一緒に覚えておくと良いです。

数学

• 大門１は1問ミスまで
  大門１は10問、10点分あります。（過去は9問のときがあります）全体正答率はこちらも7割です。
  10問中1問は正答率2割以下の問題があります。よって、9問。9点をここで取れるようにしましょう。偏差値の低い子は、特にこの大門１に絞って学習しても良いです。
• 大門２、３には時間をかけない
  大門２、３は関数・図形の複合問題です。すぐに閃けばとけますが、考え込むと時間だけが経過してしまいます。閃きには経験が必要です。
  過去問題の演習で考え込むのではなく、どういう解き方があるのか、多くのパターンを演習しましょう。
• 総じて時間を大切に
  数学と国語は時間不足になりがちです。考え込みすぎないように注意しましょう。

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